お寺参りの手順 (個人様用)


1、参道の途中にある入山料を入れる料金所にお一人300円を入れていただいてそこに用意されている参拝記念の封筒をとって頂きます。そして右方向の石段を登ります。
おつりが必要な方は、境内の受付で申し出てください。

2、20段ほど石段を登りつめますと、右側に石の手洗いがありますからそこで柄杓で水を汲んで両手を清めます。

3、手を清め終わると、次には左側にある鐘楼堂(鐘つき堂)で『入り鐘』を一人一づつ打ちます。ちなみにお参りには『入り鐘』はついてもいいが、『出鐘』はつかないのがお参りの常識です。

4、次は本堂に向かいますが、参道の坂道で息が切れた人は先ず休憩所で休んでから本堂に向かいます。

5、本堂の前に着きますと先ずお賽銭を箱に入れ、鰐口のシモクがぶら下がっていますので、それを振ってカンカンと音を立てます。お参りしたことを音を鳴らして本尊に伝えるのです。

6、お経本と数珠をとり出して『般若心経』などを唱えます。料金所でいただかれた参拝記念袋の中に『般若心経』が入っています。ご利用ください。

本堂内でお勤めをされたい方は受付で入堂希望の旨を知らせて下さい。

7、お経が終わりますと、本尊の御真言「オン アビラウンケン バザラダドバン」を7回お唱えし、続いて「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」を7辺唱えます。詳しい方はこの後に『回向』を唱えますが無くてもいいですから、ここで『願い事』を声にせず念じます。

8、次は他のお堂を巡ります。できればどのお堂にもお経を唱えるのが本義です。

9、いよいよ、ここで受付に行って、ご朱印やその他の授与品を授かります。
平成31年3月18日からは落慶したばかりの御蔵不動明王堂の中で『お写経』ができるようになりましたので、
写経された人だけ特別のご朱印を授ける事になりました
写経は般若心経のような長いお経ではなくて15分もあれば誰でもできます。
書かれた写経は12月に修行大師像の台座の中に納めます。写経料は500円です。これは納経代も含んでいます。

10、お接待のお茶をお飲みいただいた後はごゆっくり散策してお帰り下さい。
   多忙な時はお接待が出来ない場合もあります。その時はごめんなさい。

以上が高照寺の基本的なお参りの手順です。ご参考になさって下さい。

                                  合掌九拝